正しい姉妹の調教法

イントロダクション

それは、親父が言った一言からはじまった……。

「再婚することにしたわ」

正直、ため息しか出てこない。
振り回されることには慣れていたが、どうしてこの人はこうも勝手に決めるのだろう。
半ば呆れ半分に聞き流していた俺に、親父は続けてこう言い放った。

「喜べ、妹ができるぞ。しかも2人だぞ? お前もこれでお兄ちゃんだ!」

衝撃的だった。
妹……そんなワードに胸を締め付けられる。
何を隠そう、俺には人に言えない願いがあったからだ。

それは――。

妹とキャッキャウフフでちょっとエッチな日常生活を送ること。

アニメやゲームの中の話じゃない、これは現実。願いがようやく叶うんだっ……!
溜めに溜めたフラストレーションは良くない方向へ向かっていき……そして。

――とある夏の日、唐突にできた妹たち。

(ならもう、自分色に染めるしかないよなぁ!?)

決意と希望を胸に、俺はその日を堺に大きく歪んでしまったのでした。
ゆい きょうか